基本情報

和名
メマツヨイグサ
分類
被子植物類 真正双子葉類 バラ類 フトモモ目 アカバナ科 マツヨイグサ属
英名
Common Evening Primrose, King's-cureall
学名
Oenothera biennis
状況

写真とメモ

不動池、2013年7月28日朝、くもり

夜のうちに降った雨のしずくがついた花がきれいでした。マツヨイグサの仲間には日本原産の種類はなく、日本で野生で報告されている15種類はみな外来種だそうです。中でもコマツヨイグサとともに一番たくさん生えているのがメマツヨイグサです。どちらも要注意外来生物に指定されていましたが、それを引き継いだ生態系被害防止外来種には、コマツヨイグサだけが指定され、メマツヨイグサは指定から外れました(参考1)。

不動池、2013年7月28日朝、くもり

参考2には、近縁種との区別法が載っていました。メマツヨイグサの葉は、表面が波打たず、中央脈が赤っぽいこと(オオマツヨイグサは葉が波打つ、中央脈上面が白っぽい)、茎には上向きの毛が生えていて、その毛の根元は赤くない(オオマツヨイグサは毛の根元が赤いので、茎に赤い点があるように見える)、しぼんだ花が赤くならない(マツヨイグサはしぼむと赤くなる)、などが区別点とのことです。参考3は、オオマツヨイグサの特徴(葉が波打つ、茎に赤い点がある)がよくわかるサイトです。


参考

  1. 生態系被害防止外来種リスト - 『外来生物法(環境省 自然環境局)』 http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list.html
  2. マツヨイグサ、メマツヨイグサ、オオマツヨイグサの違い - 『向島百花園花だより』 http://homepage2.nifty.com/nijime/htm/nitamono-matuyoigusa.htm
  3. オオマツヨイグサ - 『花の詩ずかん』 http://hananouta.nomaki.jp/page_thumb117.html