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園内の街灯の下,2024年5月3日夜,晴れ

林縁の草地に面した街灯に来ていた小さなコガネムシ.この季節にたまに見ることがあるヒメカンショコガネのようです.大きな頭楯が目立ち,丸い体形が独特で,他のコガネムシとは体のバランスが違います.

園内の街灯の下,2024年5月3日夜,晴れ

カンショコガネのグループの種類では,今のところこの一種類しか見つけていません.



基本情報

和名
ヒメカンショコガネ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 コガネムシ科 コフキコガネ亜科 カンショコガネ族 カンショコガネ属 (Apogonia)
英名
(in Jpn.) Hime-kansho-kogane; a Species of May Beetles
学名
Apogonia amida Lewis, 1896
状況

写真とメモ

園内の街灯の下,2023年5月21日夜,くもり

この時期の街灯の下でたまに見るヒメカンショコガネ.いつも地面または地面のすぐ近くでみつかります.

園内の街灯の下,2023年5月21日夜,くもり

触ったら,コロンと転がって,腹面が見えました.



園内の街灯,2022年5月28日夜,晴れ

街灯の下のヒメカンショコガネ.この種類が見つかった街灯は,前回も今回も草地に隣接した街灯です.園内では草地に住んでいるようです.

園内の街灯,2022年5月28日夜,晴れ

背面のツヤが強い種類で,接写したコンデジのボディが写り込んでしまいました.



園内の街灯の下,2018年5月26日夜,晴れ

街灯の下の道端にいた小さなコガネムシです.黒くて丸っこくて,胸部の後縁が丸く後ろにせり出している雰囲気が,はじめはフン虫の仲間かと喜んだのですが(公園でフン虫をまだ見つけたことがありません),次第にふつうのコガネムシに見えてきました.体はツヤが強く,触角は褐色,鞘翅の後ろに丸みがありません.

園内の街灯の下,2018年5月26日夜,晴れ

ヒメカンショコガネの分布は,日本,台湾とのこと.普通種らしいですが1箇所での個体数はそれほど多くないようです.



参考

  1. ヒメカンショコガネ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-kogane_kansyo_hime.htm, (参照 2023-06-15).
  2. ヒメカンショコガネ. “東京23区内の虫2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-1968.html, (参照 2023-06-15).
  3. ビロウドコガネ、ヒメビロードコガネ、クロコガネ、サクラコガネ、コフキコガネ、セマダラコガネ、ヒメカンショコガネ、ナガチャコガネ。コガネムシ科の8種類を見つけました。 “趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩”. http://shizensanpo.seesaa.net/article/443677458.html, (参照 2023-06-15).
  4. . “”, (参照 ).