基本情報

和名
フクジュソウ
分類
被子植物類 真正双子葉類 キンポウゲ目 キンポウゲ科 フクジュソウ属 (Adonis)
英名
Far East Amur Adonis
学名
Adonis ramosa, syn. Adonis amurensis
状況
東京都レッドリスト(本土部)2020年見直し版 東京都区部における区分:[・] 非分布,東京都本土部全体における区分:[EN] 絶滅危惧 IB 類 (参考1)
埼玉県レッドデータブック2011 植物編 加須・中川低地における分布状況:- (参考2)
千葉県レッドデータブック-植物・菌類編(2023年改訂版)[B] 重要保護生物 (参考3)

写真とメモ

最新の写真

野草園,2014年2月23日お昼,くもり

去年は3月初めに野草園に行ったら,フクジュソウはすでに開ききって満開でした.今年はちょっと早めに行ってみたのですが,上の写真のようにまだつぼみでした.つぼみとはいっても,かなりフクジュソウらしさがでています.大きなつぼみは開く寸前で,小さなつぼみはまだ硬い殻をかぶっているようです.葉はまだ開いておらずトゲトゲのまま.

もうちょっと後の時期にも見てみたいですが,グリーンプラザ(野草園)の開いている時間帯にはなかなか公園に行けないので,次のチャレンジは来年です.

野草園,2014年2月23日お昼,くもり

地面からにょきにょき顔を出した,という雰囲気が残っているので,これはこれでいい感じです.

野草園,2014年2月23日お昼,くもり



野草園,2013年3月10日午前,晴れ

野草園でフクジュソウが咲いていました.正月の写真でよく見るフクジュソウは,地面から顔を出したばかりで花をつけた可憐な感じですが,この日見たのは,十分に葉も伸ばした大きな株に,たくさんの花が咲いていて見事な満開でした.ちょっとイメージが違って面白いです.

フクジュソウは毒草だそうで,土から芽を出したところがフキノトウに似ているそうです(参考4).この野草園にもっと早い時期に来れば,芽を出したばかりで,花が咲く前のフクジュソウが見られるかも.来年チャレンジします.

東京都23区には,野生のフクジュソウは分布していないことになっていて,都内では南多摩に絶滅危惧IA類(CR),西多摩には絶滅危惧IB類(EN)として分布しているようです(参考1).

野草園,2013年3月10日午前,晴れ

花のアップ.花びらは透明感のある黄色で中心部が緑がかって,幻想的な感じです.生命力を感じる花です.

野草園,2013年3月10日午前,晴れ

咲きかけのつぼみです.株全体としては満開ですが,まだつぼみも多いので,まだしばらく咲き続けそうです.

グリーンプラザの野草園に行ってみたのは今回はじめて.それほど広くもない敷地に,いろんな野草がところ狭しと植えられていて,その中を通る小道を散歩できるようになっています.日曜日でしたが,作業着風の格好の方が立ち働いており,来園者に説明してくれたりもしていました.この場所,かなり手がかかっていて,しっかり手入れされている様子.おそらくいつ来ても何か珍しい花が咲いているんでしょうね.しかも,そのとき花の咲いている植物の名札は目立つ大きな札になっているし,説明してくれる方もいるし,素人にやさしい.またお邪魔します!


参考

  1. レッドリスト・レッドデータブック・植生図. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
  2. 埼玉県レッドデータブックについて. “埼玉県生物多様性センター”. https://saitama-biodiversity-center-cessgis.hub.arcgis.com/pages/saitamardb.
  3. 千葉県レッドデータブック・レッドリストについて. “千葉県環境生活部自然保護課 生物多様性センター” https://www.bdcchiba.jp/reddatebook_redlist.
  4. フクジュソウ. “食品衛生の窓 - 東京都福祉保健局”. https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin//dokusou/14.html, (参照 2023-12-29).
  5. . “”. , (参照 ).